焼肉行ったら良い子かどうかわかる説
私は焼肉が好きです。
外でBBQをするのもお店に行くのも。
デートも焼肉屋さんが多いです。
しかしながら炭を起こしたり肉を焼くのがとてつもなくめんどくさいです。
その場を共にする人たちに「お前もなんかやれよ!」と言われることも多々あります。
それでも私は何もしたくないのです。
自分で肉を焼くくらいなら焼肉なんて行かないほうがましだとさえ思っています。
昔は女性と焼肉に行けば自分が率先して肉を焼いていました。「これもう食べれるよ。食べな。」と気遣いのできる男として、これが正しいと疑問を持つことも無く。
しかしある日、大好きなはずの焼肉に行くのが億劫になっている自分に気がつきました。
相手のことを考えて肉を注文するのも焼くのも、わざわざトングを使うのも全て不本意な行動でした。知らず知らずに私の中にストレスが蓄積され、焼肉=ストレスとなっていたのでしょう。
私は考えました。
自分が楽しくないのに相手を楽しませられるはずがないと自分中心な考えを展開し、女の子と焼肉に行っても肉を焼くのをやめようと決意しました。
それから初めての焼肉の時
私は肉を焼きませんでした。
勇気ある一歩を踏み出した瞬間でした。
するとどうでしょう。女の子は肉を焼いてくれるではありませんか。
「これ食べれるよ。」と私の皿に肉を配達までしてくれます。
この子は天使か、いやその前に「私は今までなんてばかだったんだろう」と悔いました。自分を信じ、相手を信じ、もっと早く思った通りに行動していれば良かった。
それからは自分から肉を焼くことは無くなりました。
更にゲスな私は焼肉における女の子の対応で、その子が良い子かどうか分かるという勝手な基準を制定しました。
- 一気に全部焼く子・・・・・・・・・・・・・・・良好
- 焦がす子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・守ってあげたい
- 皿に配達もしてくれる子・・・・・・・・・・・・最高
- 食べる分だけタイミング良く焼いてくれる子・・・神
- あんまり焼いてくれない子 ・・・・・・・・・・・泣ける
- 全く焼いてくれない子・・・・・・・・・・・・・悲しい
- 「これ頼んで一緒に食べよ!」子・・・・・・・・かわいい
ざっくり書くとこんな感じですが、人によって本当に全然違います。中には男が焼くのが当たり前じゃんという子もいます。
試すつもりでこんなことしてるつもりはありませんがやはり私は甘えん坊なので母性のある女性が好きです。
私の恋は焼肉屋で始まるのです。 適当な事言いました。
以前彼女ができてもめんどくさいと言ってこじらせる男にも書いた「無理して自分を良く見せても後々疲れてくるだけだしダメな部分もどんどん見せていった方が良いよね」という考えは焼肉から学んだものです。
自分勝手なことを書き殴りましたが、そのくらいの方が人間らしくていいかなと思っています。完璧な人なんていないし。
もちろん甘える分、他の何かで補っていかないとただのやなやつになります。
やはり自分の価値や悪い所をできるだけ理解して上手に表現していくのが大事かなと思います。
ということで皆さんも女の子と焼肉屋に行って何もしないで待ってみてはいかがでしょうか。あるいはかわいく「やいてー。」と言ってみてください。
幸せになれるかもしれません。
ご覧いただきありがとうございました!